12月26日以降の年末の話(ノンフィクション)

クリスマス終わって今年もいよいよあとわずか

今年はいろいろありすぎた

まず年初めのコロナによって春先から初夏の殆どのライブ・フェスが延期・中止になった

私もRADWIMPSのツアーやヒトリエのベストアルバムツアーにSHISHAMOの等々力ワンマンライブに参加する予定だった

どれも延期・中止になり、RADWIMPSのツアーは来年春辺りの開催を目指しているそうだが、やはり厳しいとのこと

今年は夏フェスにも行きたかったが、ロッキンにラブシャライジングなど全て中止になりどこにも行けない事態に

ラッシュボールは感染対策を設けた上で開催となったが本来の楽しみ方ができなかったと思われる

秋冬にはライブが徐々に開催されていたが、どれも感染対策のガイドラインに沿ったもので、2月あたりまでのライブの楽しみ方ではなくなった

ニゾンのツアーは全席着席で、忘れらんねえよのライブは声を出せないという縛りばかりだった

もちろんコロナを広げないために必要なことだが、やはり以前の楽しみ方ができないとなるともどかしい

旅行にだって行くつもりだった

GO TOを使って年末に大阪へ行くつもりだったが、12月に入ってからまた感染者が増加し、旅行はやむなく断念した

それならばとCDJに行こうとチケットを取ったが、ここ数週間の感染者増加を考慮してまたしても中止になった

CDJだけじゃなく大阪のレディクレ、12月末〜1月頭に開催予定のライブのほとんどが無くなった

 

 

コロナ感染者が日本で確認されてから1年経たずにここまで変わってしまった

外に出るにはマスクを付けて帰ってきたらすぐに消毒

買い物に行くにも消毒が必要

マスクを付けてない人がいるとちょっと気にしてしまう

大人数での宴会は自粛

音楽ライブは不要不急と呼ばれライブハウスは閉鎖された

音楽どころか新作映画も軒並み延期になり映画館も一時的に閉鎖

お笑い劇場も同じく閉鎖

エンタメどころか、帰省するのにも友達に会うのにも外食するにも遠出するのにも電車に乗るのにもコロナを気にしなければならなかった

私も周りも変わってしまった

 

でも変わらなかったこともあった

ライブに行ったあと「明日も頑張ろう」という気持ちが沸いてくること

先週会った友達がやっぱり楽しい人だったこと

帰省した時に食べた母の手料理が美味しかったこと

今年のM-1も面白かったこと

ディズニーランドは最高だったこと

そんなちょっとした幸せが大きく感じた令和二年

来年もこの状況はしばらく続いてしまうだろう

でも変わらないものを変わらず愛し続ければちょっとは軽くなるはず

 

良いお年を

 

 

12月26日以降の年末の話(フィクション)

クリスマス終わって今年もいよいよあとわずか

今年はいろいろあったな

働き始めて「ライブそんな行けないかもな〜」って思ってたけどそんなこと無かった

まずは4月のRADWIMPSツアー「KONNICHIWA NIPPON TOUR 2020」の東京ドーム公演

ファイナル公演だから当たんねえだろって思ったらすんなり当たってびっくりした

今回のツアーは何も提げてないツアーだったから、インディーズ時代の曲盛り込んだりしてて楽しかった

「もしも」のイントロが会場のピークだった気がする

CMソングの「猫じゃらし」と未発表だった「夏のせい」もここで初披露

提げないツアーいいね

積極的にやってほしい

デビュー15周年記念のライブも11月に開催されてそれにも行った

ラストは「バグッバイ」で締めたのはめちゃくちゃ感動

間違いなく今年1番のハイライトだった

 

6月にはヒトリエのベストアルバムツアーに

もちろんベストアルバムから選曲されるわけだから定番曲がほとんどだったけど、「目眩」をやってくれて嬉しかった

やっぱり3人すげえわ

来年2月には3人で作ったアルバムが発売

あれから一歩進んでまたもう一歩進んだ感じ

ATELIERライブも楽しみにしてます

 

8月はSHISHAMOの等々力ワンマンライブ

2年前は台風で中止になったけど、今回は見事な快晴

SHISHAMO6が今年の頭に発売されたけど、少なめだった気がする

後日色々調べたら前回開催できなかったセトリに近かったみたい

あの暑さで「熱帯夜」「夏の恋人」の流れは格別だったな

冬ツアー行けなかったので来年の春ツアー(予想)は行きたい

 

あと2年振りにラブシャにも行った

今年は初日だけで

ヤバTにビーバーにSiM、あとヒトリエも今回初出演

夕方の「カラノワレモノ」最高だったなー

トリはエレカシ

めちゃくちゃ熱かったな

来年こそはSiMをトリにしてくれ

 

ライブはそのくらいで秋冬はそんなに行けなかったな

ニゾンのツアーとかキュウソの周年ライブとかマグロックもあったけど

その代わりと言ってはなんだけど、初めて1人で大阪旅行した

高校の同級生に久々に会ったり色んなもん食べて食べてってたぶんほとんど食ってばかりだったな

また行きたい

 

そんなこんなでもう年の瀬

残すはCDJのみ

なんと言っても目玉は渋谷すばる

中島美嘉も出るし、同じ日には大塚愛スキマスイッチ、back numberと何ともテレビ番組みたいなラインナップ

9mmとかクリープハイプも出るし結構私好み

楽しみでしかねえな

 

というわけでまた来年お会いしましょう

良いお年を

 

これが最後の反撃さ

12/18 忘れらんねえよワンマンライブ「僕の大切なもの」中野サンプラザ

 

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2020年の忘れらんねえよは本来なら全国ワンマンツアーを回るはずだったが、全公演中止に

開催を粘った赤坂BLITZも配信ライブという形

1月のZeppワンマンライブから約1年ぶりの有観客ライブ

前回私が参加したユニゾンのライブは1時間きっかりの全席着席のライブだったが、今回は立ってOKの約2時間のライブでまるっきり同じとはいかないが、ある程度コロナ前と同じ形で楽しめた

腕をちぎれるくらい振って体でノって拳を上げる

9ヶ月前なら当たり前に出来てたことだったが、これが出来るのに9ヶ月もかかった

ライブ本編は柴田さんが「大切な人ができた」と言い紹介したのは最近飼い始めたチワプーだったり、「ばかばっか」でビールをサンタに扮したゲストの眉村ちあきに持ってきてもらったり、「踊れ引きこもり」では女性歌唱部分を柴田さんの実母に歌わせたりと柴田ワールドを展開

1番感動したのは「忘れらんねえよ」の合唱

普段なら観客全員でサビ部分を大合唱するのだが、今回はコロナ対策で声は出せないので心の中で合唱

聴こえるのはベースとドラムだけだったが、柴田さんが言ってた通りめちゃくちゃかっこよくて美しい瞬間だった

 

このコロナ禍で色々な制限をかけられて様々な予定が無くなったり、今まで出来たことができなくなったり、思うようには楽しめなかった

ただ彼らはそのルールの中でも楽しめる環境を作り、提供し、私たちはそのルールと環境の中楽しむことが出来た

「ルールを破るのがロック!」「縛られないのがロックだ!」と言う人もいるだろう

時と場合によってはかっこいい瞬間もあるだろうけど、ルールに背くだけがかっこよさじゃない

ルールの中で思いっきり楽しんだ方がめちゃくちゃかっこいい

コロナ対策という意味でもライブを成功させた方がめちゃくちゃかっこいい

くだらないクラスターフェスとかやってるより遥かにかっこいいよ

 

柴田さんは最後に「メンバーもスタッフも君たち(観客)もこの空間も全部俺の大切なものなんだよ」と言った

恐らくこの窮屈な時代は来年以降も続くと思う

でも柴田さんの私たちの大切なものは変わりはしない

来年も大切なものを守り続けたい

来年もがんばれ柴田!

 

 

 

音楽を鳴らし続けてくれ

ヒトリエが3人体制になって初めて新曲をリリースした

curved edge

curved edge

3人でのライブは去年からツアーで、今年に入ってからは配信で何度が見てきたが、3人で作った曲はwowakaが亡くなった後初めてだった

ずっとヒトリエを聴いていたリスナーは良い意味でも悪い意味でもザワついていたと思う

もちろん楽しみなのには変わりないけど、やはりwowakaが居てこそのヒトリエだから新曲は…って思う人も少なくなかった

私も楽しみな方面でどんな音楽になるのか1人ザワついていた

 

そして12/7午前0時、新曲「curved edge」リリース

以前ヒトリエ名義で全く別の曲が配信される事件があったため、公式LINEからのお知らせを確認してから聴いた

1回目聴いた感想は「ヒトリエだな」だった

当たり前のことだけど、確認という意味でそんな感想が思い浮かんだと思う

そして次に思い浮かんだのが「進んだ」だった

 

wowakaさんは2018年のCDJで「俺は人間を諦めたくない。そんな歌を歌っていきたい」と「ポラリス」を演奏した

ポラリス以前のヒトリエはどこか機械的で少女のようなメロディと歌詞が特徴的だったと思う

人間離れした超高速ロック、敷き詰められた言葉こそがヒトリエらしさであり、ボカロP時代のwowakaさんの特徴でもあった

だがポラリスの締めくくりはこうだった

また一歩足を踏み出して
あなたはとても強いから
誰も居ない道を行ける
誰も居ない道を行ける

ヒトリエとしてのwowakaが一歩誰も行かなかった道(音楽)にたどり着くと私は捉えた

人間として音楽を作り続けた先に何が待っているのか

楽しみだった

 

それから2年弱

wowakaさんが居ないヒトリエがまた改めて一歩踏み出した

シノダさんが作った新曲はヒトリエでありながら、「このまま進むべきか、どう進むのか」という葛藤を書いた人間味のある歌だった

 

また一歩足を踏み出して

誰も居ない道を行けヒトリエ

 

 

本物の偽物と偽物の本物

ちょうど去年読んでいるマンガのことを書いていたのを思い出したのでそのときに書けなかったマンガをいくつか紹介

 

まずは「亜人ちゃんは語りたい

 

この作品では「亜人」は「あじん」ではなく「デミ」と呼んでる

亜人と聞くと佐藤健が実写映画で主演をやったあのマンガが思い浮かぶ人もいると思うが、これはめちゃくちゃ平和

この作品での亜人は、ヴァンパイアや雪女、キジムナーなど神話やおとぎ話がモチーフになっている

例えばヴァンパイアの亜人の小鳥遊ひかりは五感が優れているが、陽の光が苦手とヴァンパイアらしい性質を持っている

他にも首と体が分かれているデュラハンの町京子や体がひんやりしている雪女の日下部雪など様々な亜人が登場する

 

この作品はとにかく設定の作り込みが半端ない

福山雅治ガリレオの如く、亜人のすべての現象に理由をつけていくのがこの作品の魅力

SF系のマンガだと不思議なことが起きたら「不思議だったね〜」という感じでスルーされたり、それがあたかも当たり前のように話が進むパターンが多い

もちろんそれらを解明するのが目的ではないのだが、なんかモヤッとしてしまう

しかしここでは徹底的にその現象の謎を解いていく

2話に渡って解説するパートもあるくらい

とにかく「不思議だったね」では済まさない

「不思議だったね」って済ましてしまう理由まで考察する徹底ぶり

たまに難しい説明もあるから読むのに時間がかかったりするが、読み応えは抜群である

 

 

2作品目は「タカコさん」

 

タカコさん 5巻 (ゼノンコミックス)

タカコさん 5巻 (ゼノンコミックス)

 

 

ドラマ化もされた「ワカコ酒」の作者と同じ方が描いている

 

人より耳がちょっといいだけの主人公タカコさんの日常を描いた非常にスケールの小さい作品

雨の日の話とかご飯の食べ方、風邪をひいた日のことなど、タカコさんがその時考えたことや周りの人との関わりあいが描かれていて、フィクションだけどエッセイに近い不思議な作品である

タカコさんの考え方に共感する部分もあってめちゃくちゃ読みやすい

 

タカコさんはどの登場人物よりも背が小さく描かれている

作者曰く、本当に背が小さいのではなく、精神的に周りが自分より大人に見えてしまう不安、心象風景を描いているとか

確かに学生の時とか学年がたったひとつ上の人でも大きく見えるし、自分より背が低い上司も自分より大きく見える時ある

だから実際のタカコさんは私とそんなに変わらないかも

そんなことはないか笑

 

でかい音じゃなきゃ意味がねえよ

11/17 UNISON SQUARE GARDEN LIVE TOUR 「USG 2020 LIVE (on the) SEAT」大宮ソニックシティ公演へ

 

今年はアレのせいでライブ・フェスが相次いで中止・延期になり、個人的にちゃんと生のライブを見るのは約9ヶ月ぶりになった

ニゾンも対バンイベントや新しいアルバムのリリースツアーも行われる予定だった

代わりに7〜8月はオンラインライブ2本とオンライン対バンイベントを行いなんとかライブをやってきた

そして先月から観客を入れての全国ツアー

もちろんガイドラインに沿ったライブなので去年までの楽しみ方はできない

それに合わせて今回のツアーのコンセプトは「ロックバンドは座っても観られる」というもの

それを間違いなくユニゾンは証明した

 

ライブのガイドラインのすぐあとに暗転し、クローバーからスタート

なんとワンコーラスをアカペラで歌い上げ、幕が上がり3人が登場

その後はいつもと変わらないユニゾンを見せてくれた

 

立ち上がったり声を上げるといったいつも通りのことはできなかったが、手を叩いたり振るのはOKだったので声を出せない分は全力で楽しんだ

ニゾンのライブはいつも約2時間が短く感じるほど濃厚なライブをやってくれるのだが、今回はツアー開催時から1時間と決められていのでいつもよりもちろん短い

曲数も12曲

だけど9ヶ月ぶりだったこともあるし、3人が去年までと変わらないライブをやってくれたおかげで充分に満たされてしまった

聴きたかった新曲、貴雄のドラムアレンジに田淵

オンラインライブの時から溜まっていた生で見たい気持ちも全部発散された

たった9ヶ月で環境は変わってしまい、私自身ちょっと出かけるにも色々気にしてしまったり、今回も色んなことを気にするようになりすっかり変わってしまったが、ライブ終わったあとに「明日もがんばろう」という気持ちが湧いてくるのは変わらなかった

 

リリースツアーも改めてやるとのことなので一層この窮屈な時代を生き抜こうと心に決めた

早くフルのライブが見たい

そしてそのライブが今回の制限があるものではなく今まで通りのライブに戻っていることを願う

 

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ディズニーランドに行ってきたf:id:massy4:20201018012148j:image

シーにはちょくちょく行ってて、今年も行ってたけど、ランドはおよそ2年半ぶり

 

ディズニーリゾートもコロナ対策で色々やってて、人気アトラクションやグリーティングも混雑を避けるために抽選制になってた

私達も抽選に挑むも、6つほどあった抽選全落ち

ひとつくらい当たるだろ!と思ってたのでビックリ

でも代わりに色んなこと起きた

 

始めにスターツアーズ

スタウォーズの世界を体験できるこのアトラクション

いくつかのコースに別れるんだけど、エピソード7〜8が特に好きだった私たちはレイとカイロレンが登場して大興奮

その後すぐにモンスターズインクのアトラクションに乗ると、最後の最後にアトラクションが停止して、降りて出入口に戻ることに

普段見れないとことか、案内してくれたキャストさんが絶対見つけられない隠れミッキーを教えてくれたりと貴重な体験をした

それのお詫びにファストパス的なものを貰えて、ビックサンダーマウンテンで使ってみると、待ち時間30分のところなんと3分で乗れちゃいました

すれ違ったJKが「ファストパスってあるんだね!」と話してた

午前中シューティングガレージ(いわゆる射的)に挑戦したら7発明中

姉に至っては10発達成と思いきやどこかで外していたのに気付かず9発

夕方頃再び挑戦

2回やる前提で1回目をシークレット的狙いでネズミ狙ったらなんと1発目で命中

そのあともシークレットがあると言われている酒瓶をバラバラに狙ってたけど、全部命中、見事シークレットと10発達成

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気持ちよかった

夕食は大好きなクイーンオブハートへ

ここのハッピーアンバースデーのケーキがずっと食べたくてこの日ついに食べた

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めちゃくちゃ美味しかった

メインを食べたあとに食べたから15分ほど放置してたのに生クリームがちゃんと美味しかった

あとかわいいめちゃくちゃ

 

 

ずっとハイライトみたいな日だったな

久しぶりに何も考えずに楽しめた

いろいろあったけど生きていくの頑張れる気がする

気持ちも切り替えて

 

 

バイバイ私の愛しい人

よろしく私の親愛なる友人