誰しもが笑って誤魔化せる程器用じゃないから怒りたい時は怒っても構わないと思う

クリープハイプの曲中の歌詞を可視化した『クリープハイプのすべ展』へ

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入口の社会の窓にはじまり

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イノチミジカシコイセヨオトメをピンク広告っぽく可視化したり

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愛のある標識を作ったり

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個人的に一番グッときたのは寝癖の可視化

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引き出しにはCDが置いてあり

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壁には反転した文字で寝癖の歌詞が

 

ここは寝癖のPV中に出てくる洗面所を再現した展示となっていた

つまりは画面の向こう側

あっちから見える文字はこっちから見れば反転してるのは当然

でもそこまで再現しようとするのは中々思いつかないと思う

さすが世界観さん

 

 

最近のクリープハイプは何となく前向きなイメージが強い

アー写はメンバー全員笑顔

「イト」や「リバーシブル」の発売時のアー写は比較的明るめだが笑っている様子はなく、他のも結構暗めだった

最新のアルバムタイトルも「泣きたくなるほど嬉しい日々に」と非常に明るい

今までのもそうだったかもしれないが、私としてはこれが1番前向きなタイトルだと思う

 

でもそれが決して悪いとは思っていない

むしろいいことだと思っている

 

2015年、RADWIMPSが対バンツアーをしたときに福岡公演のゲストとしてクリープハイプが呼ばれた

その時尾崎世界観は「いつもの対バンなら負けえねぞっていう気持ちが出るんですけど、今回は素直に嬉しいので、呼んでくれてありがとうございます」とMCでそう語った

その時は不貞腐れてるわけではないが、嬉しいようにも見えなかった

でもそれが彼なりの喜び方で彼はあまり笑わない人だと当時まではそう考えていた

2年後のUNISON SQUARE GARDENとの対バン

彼は当時発売したばかりのイトを披露する前に「今超大ヒットしてる」と満面の笑みで言った

2年前では考えられなかった

笑顔で何かを語る尾崎世界観

 

その後彼をテレビでよく見るようになり、笑顔の尾崎世界観をよく見るようになった

あれからライブも何度が見てきたが笑いなが歌う世界観を見ることも多々あった

 

何がきっかけになったのかは分からない

でも彼らの中で何かが変わっているのは確かだ

もしかしたら私たちファンなのかもしれないし彼らが作った曲がそうさせたのかもしれない

そんなこと知る由もないだろう

ただ私は変わっていく彼らを今後も応援したいと思っている